HEAT20 G2の実力とは ー断熱性能についてわかりやすく説明しますー

2023/06/08 MOKKA特徴

HEAT20 G2の実力とは ー断熱性能についてわかりやすく説明しますー

HEAT20とは

HEAT20、これは「一般社団法人 20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会」の略称です。メンバーは、研究者、住宅・建材生産者団体の有志で構成されています。
HEAT20では、日本を8つの地域に区分し、それぞれの気候に適した断熱性能の基準値を定めました。その基準は「H28省エネ基準」や「ZEH(ゼッチ)基準」などよりも厳しいものとなっています。

そもそも断熱性能とは

住宅において断熱とは、屋根・床・壁・窓・ドア(これらを外皮といいます)などを通して、建物外から建物内へ、また建物内から建物外へと熱の移動を減らすことをいいます。室内が外気温に影響されにくく、いわゆる「夏は涼しく冬は暖かい」住宅を「断熱性能が優れている」といいます。

UA値とは

断熱性能の話になると「UA値」という聞きなれない言葉がでてきます。
これは外皮を伝わって、住宅内部から外へ逃げ出す熱量の平均値のことです。
逃げ出す熱量なので、それが少ないほど断熱性能が高い、といえます。
MOKKAのある九州地域では、H28省エネ基準によるUA値は0.87です。
ZEH基準では0.6。HEAT20グレード1では0.56、グレード2では0.46、グレード3では0.26と定められています。いかにHEAT20の基準が高いレベルかがわかります。

グレードとは

HEAT20では、室内の温度環境(体感温度)によってグレードを設定しました。
G1~G3があり、数字が高い方が高水準です。
もっとも高水準のG3では、冬期間の最低体感温度が「すべての地域で15℃を下回らないこと」となっています。

断熱性能が高い住宅の利点

それでは断熱性能が高ければ、どのようなメリットがあるのでしょうか。

快適に暮らせる

例えば冬場、暖房器具のない廊下やトイレ、洗面脱衣所などでも一定の体感温度が得られます。冷え込むことがなく、また一度温めた室内の温度が下がりにくいので、快適に暮らすことができます。

健康改善の効果

住宅の困りもの、結露やカビは、壁などの表面温度の低下と水蒸気が原因で発生します。
断熱性能が高く、結露やカビの発生が抑えられれば、それが原因となっていたぜんそくやアトピー性皮膚炎の改善や防止につながる可能性があります。また、気温の大きな変化が引き起こす、ヒートショックのリスクも軽減することができます。

節約効果

電気料金の高騰が問題となっている昨今、保温・保冷効果が優れているためエアコンの使用頻度が下がり、光熱費が抑えられるのは嬉しいことです。

 

MOKKAは健康や省エネに貢献するHEAT20 G2の注文住宅です。断熱性能の良さを体感いただきたいので、ぜひご内覧ください。

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