家が欲しい。と思ったときに、一番に考えるのは予算調達についてでしょう。
キャッシュ一括で、という方もいらっしゃるでしょうが、ほとんどの方が金融機関から借り入れを行います。
一口で住宅ローンといっても、いろいろな商品があり、何を選んだらいいのか悩むことも。
ここでは、住宅ローンの金利についてキホンのキをおさえていきましょう。

 

住宅ローンには「変動金利型」と「固定金利型」とがあります。
簡単に説明すると、

「変動金利型」住宅ローンは、５年ごとに金利が変動する仕組みです。
一般的に固定金利より金利が低く組まれているのですが、変動するため、将来返済額が増える可能性もあり、返済計画が立てにくいことが特徴です。

「固定金利型」は一定の金利が続きます。また、「固定金利型」には２種類あって
・全期間固定金利型　返済が終わるまで金利が変わらない
・固定金利期間選択型　設定した期間内のみ一定の金利
固定金利型は変動金利型より金利が高く設定されていますが、返済額が変わらないため、返済計画が立てやすくなります。

金利局面に応じて金利タイプを選ぶ
金利の上昇局面では、固定金利を中心に選ぶ、下降局面では変動金利の商品を選ぶというのがセオリーとなっています。
ただし、住宅ローンは２０年以上の長期にわたって借り入れることが多いので、確実に金利局面を見通せる人はなかなかいないのではないでしょうか。

 

金利変動リスクと家計の対応力
毎月の返済額が急増してもその分に対応できる家計（返済計画）なのか、返済額が上下することを好まないのか。金利タイプは、それぞれの家庭の考え方や対応力によって選択するべきでしょう。

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