木材の可能性
2023/03/01 お役立ち情報
先日のコラムで、ウッドデッキの効能について取り上げました。
今回はMOKKAモデルハウスのウッドデッキで使用している「エコアコールウッド」のご紹介をします。
エコアコールウッドは、木材の短所である割れ・腐れを抑制した保存処理木材です。
「日本の森林を守ろう」をコンセプトに、産・官・学(九州木材工業・福岡県工業技術センターインテリア研究所・九州大学大学院農学研究所)により共同開発されました。
杉やヒノキの間伐材に、木の反り・曲がり・縮み・劣化を抑え害虫の攻撃を阻止するように開発された「低分子化フェノール樹脂」という木材保存薬剤を加圧注入することにより、高耐久性をもたせました。間伐材の利用なので、森林サイクルの維持にも役立ち、長期間にわたって使用できます。また、無毒性で、焼却しても有毒ガスの発生がなく、灰の中にも有毒物質は残存しません。自然なままの木材と同様に、人に対しても無害です。
エコアコールという名前は、エコロジー(生態学)とフランス語のアコール(調和)の組み合わせでつけられたものです。
土中、水中に強い国産材ということで、世界遺産の厳島神社、有名な出雲大社にも採用されています。特に厳島神社では、水の中という木材にとって非常に過酷な状況においても腐らず、フナクイムシ等の被害も最小限に抑えることができています。
強さと木の温かみ、美しさを兼ね備えたエコアコールウッドを使用した、MOKKAのウッドデッキは、塗り壁の外観とよく調和しています。
ぜひ現地にてご覧ください。
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