木に触れる、ということ

2023/03/22 お役立ち情報

木に触れる、ということ

木のぬくもりの正体について、熱伝導率が関係していることは以前のコラムで述べました。

内閣府が令和元年に行った、「森林と生活に関する世論調査」では、「木に触れたときにぬくもりを感じる」という意見のほかに、「気持ちが落ち着く」という、木材が持つリラックス効果を感じている人が多くいることがわかりました。

千葉大学環境健康フィールド化学センターでは、「木に手で触れるという触覚刺激が人の生理応答にもたらすリラックス効果」に関しての研究成果が発表されています。

20歳代の女性18名に、目を閉じた状態で、木材や大理石、ステンレスなどに90秒間触れてもらい、生理応答に及ぼす影響を調べるといった研究です。その結果、木材に手が触れたときは、左右の脳前頭前野活動が低下し、副交感神経活動が上昇することがわかりました。副交感神経というのは、リラックスしたときに活動するものです。つまり、木材を触ったときは他の素材を触ったときよりリラックス効果が得られるという結果となりました。このときに使われた木材は、無塗装のホワイトオーク材、ヒノキ、スギです。

次に無垢材と各種塗装した木材との比較です。
ホワイトオーク材の無塗装の無垢材と、オイル塗装・ガラス塗装・ウレタン塗装・ウレタン塗装の厚塗りのもの5種類で比較したところ、やはりリラックス効果が一番上昇したのが、無塗装の無垢材でした。

リラックスできる空間があることは、ストレスの多い生活に欠かせないものです。帰りたくなる家、MOKKAは無垢材をたくさん使っています。ぜひ一度、MOKKAの床に手を触れ、無垢材の良さを体感ください。

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