３SLDKなどという間取りの表記を目にしたことはありませんか？
LDKはわかるけど、Sって何？と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
Sはサービスルームのことです。
では、サービスルームとは一体何なのでしょうか？

建築基準法の「居室」の定義は

３SLDKの「３」は居室が３つある、という意味ですが、
建築基準法上では、「人が居住・執務・娯楽などの目的のために継続的に使用する室」が「居室」と定義されています。
そして居室と認められるためには、採光や換気など様々な基準を満たすことが必要です。
例えば、窓の設置。設置しなければならない窓の最低面積は、その部屋の床面積の1/7以上が必要なのです。窓が設けられていない部屋であるとか、あっても最低面積の条件を満たせていない部屋などは「居室」として認められません。「居室」の条件を満たしていない部屋をサービスルーム（S）と呼ぶのです。

サービスルームの活用方法

居室として認められない採光の取れない部屋は、直射日光を避けたい物の収納場所としてもってこいです。ラックなどを設置して、効率よい収納スペースを作りましょう。MOKKAでは、キッチンと脱衣所の間、洗面台の向かい側をファミリークローゼットとしています。
季節的に使わないものや日常消耗品のストックができて大変便利です。

気を付けるべきことは湿気。除湿器などで湿気やカビ対策をすることが大切です。

また居室ではないものの、人がいていけないということはありません。
書斎やオーディオルームなど、趣味を楽しむプライベート空間にもなります。あえて、暗くて狭い部屋に籠っていたい人も少なくないのではないでしょうか（笑）。

イノウエハウジングの注文住宅では、お客様のライフスタイルに合わせた間取りをご提案することができます。住宅に関してのご希望やご質問はお気軽にお申しつけください。

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