カーテンのハナシ
2023/11/16 お役立ち情報
インテリアの重要エレメントであるカーテン。
一口でカーテンといっても様々な種類や機能があります。
色・柄につい目がいきがちですが、その部屋にあった機能性のあるものを選びたいものです。
断熱性
断熱性をもつカーテンを取り入れると、冷暖房の効果があがります。室内温度に2~5℃もの変化をもたらすといいます。何層かの構造になっているもの、熱を通さないフィルムが入っているもの、コーティング加工がされているものなどがあります。
また、窓の大きさに対して長めの丈、ゆとりのある幅のものを選び、窓をしっかりと隠すことが大切です。
遮音性
音が通りにくい特殊な織り方や素材でつくられているものです。「音を遮る」と「音を吸収する(吸音)」の2種類の特性を持つカーテンのことです。外部から入る音を和らげる効果があります。音域でいうと、中高音域(人の話し声より少し高い音域)で防音効果を発揮するといわれています。
音の伝わり方には空気伝播音と固体伝播音があります。空気伝播音=空気中を伝わって耳に届く音、固体伝播音=床・壁・天井などに振動や衝撃となって伝わる音。物質を振動させて伝わる、固体伝播音は残念ながら防音カーテンで防ぐことができません。
遮光性
1~3級の階級があり、数字が少ないほど高い遮光作用があります。
1級は光を99.99%以上遮ります。人の顔も認識できないレベルとなります。
2級は99.80%以上99.99%未満となり、生地から光がうっすら通る程度です。
3級は99.40%以上99.80%未満となり、ある程度光を取り入れたい場合に良い等級です。
また、レースやシアーなど、薄い生地のカーテンを外側に配置することが多くみられますが、その薄いカーテンにも様々な機能があります。
ミラー
鏡のように日中の外からの太陽光を反射することで、外から室内の様子が見えづらくなるカーテンです。室内から外は見えます。夜間は反射効果がありません。
遮像
日中、夜間を問わず、外から室内の様子を見えづらくするカーテンです。
UVカット
明るさは確保しながら、日焼けの原因となるUVをカットする機能がついたカーテンです。
人の肌だけでなく、室内の壁紙や家具の日焼けも防ぎます。
花粉キャッチ
室外からの花粉をキャッチして離しません。洗濯すると簡単に落ちるのでお手入れが簡単です。
例えば夜勤があり日中に睡眠を取る方の寝室や、近隣に幼稚園などがありにぎやかな中でリモートワークに集中したい方の書斎など、状況に応じたカーテンを選ぶことが暮らしやすさのポイントとなります。
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