いまさら聞けない!?〇〇風ってどういうこと?

2024/02/27 その他

いまさら聞けない!?〇〇風ってどういうこと?

インテリア雑誌などでよく目にする、〇〇風とか〇〇スタイル。
なんとなく雰囲気はわかるけど、ほんとはどんなものなの?
今回はそんな、いまさら聞けない〇〇風、について改めて解説していきます。

和風モダン

和風モダン(和モダンともいいます)とは、和の伝統と欧米の現代的でスタイリッシュなテイストを融合させたものです。
木や竹、珪藻土などの天然素材を使用しつつ、ベッドやクローゼット、カーテンなど従来の和室にはないアイテムを取り入れていきます。
和に欧米を取り入れるというよりも、現代の住宅に「和」の要素を取り入れるといった方がわかりやすいかもしれません。
基本の作りの中に、漆喰や竹、和紙や無垢材などといった自然素材をポイントとして取り入れる。自然素材の色を基調とし、朱色・くちなし色・藍色・茄子紺など日本古来の呼び名のある色を差し色として使う。経年変化を楽しめる空間が出来上がります。

ブルックリンスタイル

ブルックリンスタイルのカフェ、などという言葉を耳にしますね。
ブルックリンスタイルとは、ニューヨークのブルックリンの街をイメージしたものです。19世紀頃のブルックリンでは製造業が盛んで、工場や倉庫が建ち並んでいました。大戦後、残った工場や倉庫をアーティストたちがオシャレに改装し、移り住んだことから注目されるようになりました。
レンガやタイル、古木などの素材感、古びたヴィンテージ感が特徴で、落ち着いた居心地の良さとモダンな雰囲気が特徴です。天井を高く開放感をもたせ、素材にはダークブラウンやダークグレーなどの落ち着いた色味。照明もポイントで、温かみのある「電球色」がお勧めです。

北欧風

北欧とは、ヨーロッパの北に位置する、フィンランド・デンマーク・ノルウェー・スウェーデンの4か国を指します。これらの地域は、冬が長く日照時間が短いことが知られます。そのため、長い時間家族が同じ空間にいても、快適で居心地よく暮らせるようにと考えて創り上げられたのが北欧スタイルの基盤です。
内装は、経年の変化を楽しめる無垢材の床と、珪藻土や漆喰などの壁の組み合わせで、明るく落ち着きのある空間に。インテリアのポイントは温かみのあるナチュラルカラーをベースとしてアクセントとなる差し色を使うことです。マリメッコのようなビビットなカラーも取り入れやすいのではないでしょうか。
家具の素材は木製やファブリック製でナチュラル感を出します。アクセントとして動物柄や植物柄などの明るく楽しい雰囲気の小物をプラスします。また、観葉植物などのグリーンも北欧風の部屋にはよく似合います。

アジアンテイスト

アジアンテイストとは、バリなどの東南アジアのリゾートのような、ラグジュアリーな雰囲気をもつものをいいます。吹き抜けがあり開口部が大きく風通しの良い、開放感あふれる家、中庭やプールとリビングがつながったような空間も特徴的です。
落ち着いたブラウンやベージュなどのアースカラーを基調としながら、紫やオレンジ、黄色といった色をアクセントとして使うと雰囲気が出ます。家具には、藤(ラタン)や竹(バンブー)などの自然素材を取り入れ、柄物のラグを敷くとよいでしょう。観葉植物は背が高いモンテスラやアレカヤシなどを置くと、ぐっとアジアっぽくなります。

どうでしょうか。今回はよく目にする〇〇風を取り上げてみました。
北欧風や和モダンは日本家屋にもなじみが良く、ご自宅に取り入れている方も多いのではないでしょうか。

 

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