こだわり
素材
より良い家を建てるには、より良い素材を吟味することが重要です。
近年、日本の住宅建築市場において、割安な輸入材木がシェアを伸ばしていますが、
イノウエハウジングはこれまでも、これからも、
八女の森林で育った地場産の杉や檜を、主な建築素材として提案し続けていきます。
育てるところから
始まる
より良い素材づくりMATERIAL POINT
一般的なビルダーが木造の家屋を建てる際、建築に用いる木は材木販売業者から間接的に買い付けるため、どんな生産者が育てたものを、どのような工程で製材したかという、「木の素性」までは判りません。
素性の判らない木で家を建てるということは、国産か輸入物なのか判らない肉や魚で料理を作るようなものですから、お客様に対して非常に不誠実なことではないか…と、私たちは考えています。
イノウエハウジングの母体は、昭和21年創業の井上材木店。
現在も、約150ヘクタールの山林で、21,000本以上の杉やヒノキを育成しています。もちろん、高品質な木を育てるために必要な下刈り、枝打ち、除伐、間伐などの作業も、全て自社管理の下で実施しています。
より良い家を建てるために、より良い木を育てる。そのために、生きた森を育てる。
イノウエハウジングの家づくりは、森の管理からスタートしているのです。
地産地消の
あるべき姿
それも私たちの
こだわりMATERIAL POINT
製材され、住宅の構造材になってからも、木は呼吸を続けています。家を建てたその土地の環境の中で、木は生き続けるのです。
国際化が急速に進む現代でも、私たち日本人がこの国を愛し続けるのと同じように、樹木にとっても、生育した地域の風土が最も適しているのは言うまでもありません。
八女の大地の力を吸収しながら育った樹木。その、八女生まれの樹木を、地元で製材・加工し、八女やその近郊で家を建てる。そんな地産地消スタイルを、私たちは30年以上前からずっと続けてきました。
材木の運搬や製材・加工、建築までを一地域内で完結することにより、輸送コスト圧縮や、素材運搬時に排出されるCO2の削減、消費エネルギーの抑制など、数多くのメリットが考えられます。
しかし、それ以上に私たちが重視しているのは、「この地を生かし、生かされる」ということ。
地元の森林を生かし、地元の産業を生かし、地元に生きる、生かされる。これこそ、地産地消のあるべき姿だと、イノウエハウジングは考えています。