省令準耐火構造って何?
2023/03/15 お役立ち情報
「この家は省令準耐火構造ですから、火災保険がお得になりますよ」といった言葉を聞いたことはないでしょうか?
「耐火」という文字が入っているから、なんとなく火災に強いイメージがありますね。でも「省令」とは何なのでしょうか?
この場合の省令とは、「勤労者財産形成促進法施行令」。
給与からの天引きにより積み立てを行う財形貯蓄など、働く方の財産形成を国と事業主が支援する制度のもとになる法律なのです。
建築基準法に定める準耐火構造ではないのですが、それに準ずる耐火性能をもつ構造として、以下のように定められています。
1.外壁及び軒裏が防火構造であること
2.屋根を不燃材料でつくり、または葺いたもの。あるいは準耐火構造であること
3.室内に面する天井及び壁は通常の火災の加熱に15分以上耐える性能を有すること
4.その他の部分は防火上支障のない構造であること
MOKKAは、外壁に国内産の天然木をベースに防火機能を加えた認定商品を使っており、「省令準耐火構造」ランクをクリアしています。
では、省令準耐火構造は本当に火災保険がお得になるのでしょうか。
損害保険では、リスクが高いと保険料が高くなり、リスクが低いと保険料は安くなります。
火災保険ではそのリスクを建物の構造によって判断します。建物の構造によって「構造級別」が定められており、これに応じて保険料率が決まっています。
通常、木造の建物は燃えやすいとされ「非耐火構造」という保険料率が高いランクに属します。ですが省令準耐火構造の建物は木造でも「耐火構造」のランクになります。保険金額や保障内容によって違いますが、保険料の差は倍近いこともあります。
万一の火災のときにも安心、保険料も安いとなると、「省令準耐火」を選びたくなるのは当然ですね。
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