木の温もりの正体

2023/03/05 自然素材

木の温もりの正体

よく「木の温もり」といった表現を目にします。
MOKKAホームページの中にも「ぬくもり」や「温かみ」といったワードが使われています。

木ってほんとに温かいの?

木自体は発熱しないので、いくら木の柱に手をかざしてもストーブのように温めてはくれません。ではなぜ「木は温かい」というイメージがあるのでしょうか。

その答えは「熱伝導率」にあります。
熱伝導とは、温かい方から冷たい方に熱が伝わる現象です。
熱伝導率が高いということは、熱を伝えやすい、ということです。
ちなみに単位は「W/m・K」

Wikipediaによると、一般的な材質の室温付近での熱伝導率は
銀 428
アルミニウム 236
ステンレス 16.7~20.9
ガラス 1.4
水 0.561~0.673
木材 0.15~0.25
空気 0.0241
とされています。

木は熱伝導率が非常に低いということがわかります。
木材は、細かな孔が多い多孔性素材であり、熱伝導率が0に近い空気がたくさん封じこまれているためです。

熱伝導率が低いから温かい?

先述したように、熱伝導とは、温かい方から冷たい方へ熱が伝わる現象です。
熱伝導率の高い素材に人の手を当てると、手の温度がその素材によって奪われてしまいます。金属に触れるとヒヤッとするのはそのせいです。
つまり、熱伝導率の低い木を手で触れても、手の熱が奪われにくいのです。

温かいのは人だったんですね。
感覚的に言うと、人の温かみを守ってくれるのが「木」というわけです。

守ってくれる温もりと、心を落ち着けてくれる香り。目に優しい色合い。
MOKKAの居心地の良さの理由は、ここにあるのです。

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