暖炉のある暮らし
2023/12/25 お役立ち情報
クリスマスや年末年始、家族がリビングに集い暖を取るシーズンが到来しました。
特にクリスマス、子どものころにサンタさんは煙突から入ってくるらしいが、ウチには煙突が無い!と思った経験はないでしょうか?
暖炉、煙突は一般的な日本家屋にはあまり見られないものですが、それだけに憧れがあったりしますよね。今回はそんな「暖炉」について考えていきましょう。
暖炉に似たものに薪ストーブがありますが、それについてはまた別の機会に。
そもそも暖炉とは。
基本的にレンガや石材などの資材を使って、建物と一体化して作られたものです。
扉が無く、部屋でたき火をしているイメージです。
煙は壁の中を通る煙突を抜けて、外に排出されます。
ですので、実は暖房器具としての熱効率はあまりよくなく、暖炉の近くの空気しか温まりません。
暖炉の中にくべる薪に適しているのは、ナラ・ブナ・クヌギなど秋に落葉する広葉樹です。針葉樹は木質が軟らかく、すぐに燃え尽きるという特徴があります。伐採したばかりの木は、水分をたっぷり含んでいるため、1~2年以上自然乾燥させる必要があります。
煙突内には煤やクレオソート(揮発性有機タール)がこびりつきます。1シーズンに2~3回は清掃が必要になります。メンテナンス費用はそれなりにかかると思っておいた方がいいでしょう。
暖炉の魅力
ゆらめく炎は1/fの揺らぎがあるといわれ、癒し効果があります。炎を見ているだけで心が落ち着く、という人もいます。また、扉が無いので直火料理などもできます。
見た目も存在感がありおしゃれな部屋が演出できます。
電気やガスを使用しないので、災害時にも使えるということもメリットの一つでしょう。
暖炉を施工する場合は、煙突の空間の確保や、近隣に配慮した高さに設計しなければなりません。また一度設置したら移動することが出来ないので、新築計画の段階でしっかり検討しましょう。
魅力たっぷりの暖炉ですが、設置やメンテナンス費用は安くありません。また、近隣の状況で設置が出来ない場合もあります。本格的な暖炉が難しくても、炎の揺らぎによる安らぎと暖房効果を得られる商品もありますので、いろいろと調べてみましょう。
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