住まいの防犯対策

2024/10/25 お役立ち情報

住まいの防犯対策

若い人が「闇バイト」として犯行に及ぶ強盗事件が取りざたされていますね。
とても怖いことです。
強盗は、入り込みやすい家や、高齢者が留守番をしている家を事前に見定め、ターゲットを決めているようです。そんな恐ろしい事件の被害に遭わないために、何かできることはないのでしょうか。

強盗が被害者宅に押し入る手段として、窓ガラスを破ることが多いようです。
対抗手段としては、割れにくいガラスに入れ替えること。
割れにくい、防犯性の高い機能があるものに、「複層ガラス」があります。
ガラスとガラスの間に、強度と柔軟性に優れた樹脂を挟み込んだもので、防犯だけでなく、台風などの強風時の飛来物対策にも優れています。

そんな複層ガラスは割れにくいとはいえ、ガラスですので割れないわけではありません。ただ、多くの侵入者がガラスを割るのに5分かかれば、侵入を諦めるという警視庁のデータがあります。防犯性の高いガラスは、バールを使った打ち破り(聞くだけで恐ろしいですが)にも対抗できる性能をもっています。
通りから見えない箇所の窓を防犯ガラスに変えるだけでも、安心感が得られるのではないでしょうか。

そんなガラスに入れ替える改修を行ったときには、子育てエコホーム支援事業の補助金交付の対象になる可能性があります。対象となる製品は、「JIS R 3019:2018 建築用ガラスの暴風時における飛来物衝突試験方法に基づき実施する試験により、屋根瓦の破片相当以上の飛来物の衝突に対して安全性を有することが確認された合わせガラスまたは複層ガラスであること」と定められています。台風の時に瓦の破片がぶつかったとしても安全なガラスです。心強いですね。

できるところから防犯対策を考えてみてはいかがでしょうか。